16日深夜から17日の朝にかけて田端地区で展開された。辺りが寝静まったころを見計らって区役員4人の自宅前を封鎖し、外に出られないようにすることで「休日休み」を勝ち取った。
盆正月は、盆中に疲れた若者が「もう1日休みを」と区役員宅に農機具などを積み上げる明治時代からの習わし。今年もバリケードを設置、午前6時ごろ、自宅前の有様を目にした区長は、とりあえず出口を確保した上で他の3役と相談し、33組の組長を通じて約550戸に休みの延長を通達した。
玄関はビーチパラソルやはしご、裏の物置から引っ張り出された自転車、オートバイ、三輪車、家具調こたつなどでふさがれ、また、一角にはしめ飾りや鏡餅なども供えられ、石炭で「お正月」の白い文字が書かれていた。
「ドアが開かないとは」思わず観念した様子。「普段接する事のない人が顔を合わせる貴重な機会」と話しすっきりした自宅裏にも感心しながら夫人と2人で一日かけて片付けた。<長野日報>新聞より。
諏訪には地元に密着したいい新聞社がある。
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